小柄で色白で髪はボブくらいの女の子と仲良かったけどその子はメンヘラで。
ある日突然家からいなくなって探したけど見つからない。
諦めて家に戻った夜、突然ドアが開く音がして玄関見に行っても誰もいない。周りの人は気のせいかと思っている。
しかし自分だけは気づいていた。
でも何も言えない。
そしてもう一回ドアが開く音がなった。
恐怖心を押し殺して玄関に向かったらそこには女の子が5センチくらいの隙間から覗いてた。
いつも通り笑う彼女。
でもおかしいってことに自分は気づいていた。
なぜかわからないけど直感かな。人殺してきたんだなって。
でも他の人たちは気づかない。笑顔でその子を迎え入れようとする。
でもその子が周りの人たちに持っていたのは好感ではなく殺意。
しかし、自分にだけは好意を向けてくれていることにはっきり気づいた。
こんな状況でも自分は彼女が愛しかった。
その感情は堪えきれずに彼女に抱きついた。
でもわかっている。
彼女を殺さなければみんな殺される。
抱きしめた時には心は決まっていた。
彼女を心の底からの愛を持って抱きしめた。
そして決断を下した。
彼女よりみんなの命を選んだ。
いや、心の底では自分の保身だったのかもしれない。
抱きしめると同時に首を締めた。
彼女は抵抗しなかった。
それでも
私は彼女が愛しい。恋しい。
また出会えるのならば次はもっと他のかたちで出会いたいと思う。